ペイズリー・アンダーグラウンド
2009年 02月 20日
これ、当時わりと興味を持って聴いてました。 それまでのUK一辺倒だったものから、NYパンク以来、久々にUSシーンへと目を向けさせるきっかけとなったことは、個人的には中々意義深いもんだったんじゃないかと。
最初に聴いたのはグリーン・オン・レッドのミニ・アルバムだった記憶があります。
ざっくり言ってしまうと、ネオ・サイケ或はガレージ・パンク的佇いの60年代復権組とも言えなくもないですが、そこにはやはり、70年代パンク以降のスタンスを感じさせるもんだったという気がします。
その他にも、ドリーム・シンジケート、レイン・パレードといった辺りも同じ感覚を持ったバンドだったと思います。 ムーヴメントとしては比較的小規模ではありましたが、その後この動きの中から派生していったオルタナ・バンドなどを観るにつけ、その意義も、けして軽んじられるものではないように感じます。
ここんとこホープ・サンドヴァル~マジー・スターと遡って、改めて聴き返してみると、やはりこのペイズリー・アンダーグラウンドが浮かび上がってくるワケです。
不毛な80年代とは言わせない・・・てか?(笑)。